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大分県内における熱中症患者

今週に入り大分県内も連日35℃を越える猛暑日が続いています。

県が発表している救急搬送された方(7月1日~7月21日)の状況は、累計で512名。その内、高齢者348名。成人124名。重症・中等症患者は半数を超える258名となっています。

 

引用元:大分県HP 熱中症による緊急搬送状況(R6.07.01~R6.07.31)

7月23日大分県由布市、大分県大分市で熱中症により2名の死亡が確認されました。

全国に至っては7月25日、熱中症により9078名の方が搬送されました。それに伴い、環境省と気象台から熱中症への警戒を呼び掛けています。

気象庁が23日に8月~10月までの3ヶ月長期予報を発表したところ、「例年より全国的に平均気温が高い」と予想されました。

一方、南米・ペルー沖の赤道付近では海面水温が平年より低くなる「ラニーニャ現象」が発生する可能性が高くなっているということです。

「ラニーニャ現象」が発生すると日本付近は高温になるほか、日本の南の海上では台風ができやすくなる傾向があり、気象庁異常気象情報センターの田中所長は、「10月にかけても暑さが続くと予想されるため、熱中症対策を心がけるとともに、台風に関する最新の情報を確認するようにしてほしい」と呼びかけています。