大分県も6月に入り連日、真夏の様な日が続いています💦先日、日田市では32℃を観測しました💦この様に梅雨入りが遅れた場合、降雨期間が短くなるというデータもあります💦
「梅雨時期」=「夏の暑さ対策&紫外線対策をする」絶好の期間ですね😉
本日は第5回目のQ&Aコーナーです!
タイトルにもございますが、「窓ガラスフィルムで紫外線カットできますか?」この様な質問を頂きました。
まず初めに「紫外線」について簡単にご説明いたします。
紫外線とは?
紫外線は、波長の長さによって「UV-A」、「UV-B」と種類が2種類あります。地表に降り注ぐ紫外線のうち9割を占めるのが「UV-A」。波長が長いため、雲や窓ガラスなどを透過することから「生活紫外線」などとも呼ばれています。一方、「UVーB」は屋外での日焼けの主な原因になるため「レジャー紫外線」とも言われ、窓ガラスなどでほぼカットできるものの肌の炎症を招いたり、眼のトラブルや最悪の場合、皮膚ガンの原因になる場合があります。
室内の紫外線は主に窓から侵入し、日当りの良い窓辺では屋外の約80%、他の場所でも日光の反射や散乱などによって約10%の紫外線が入り込みます(※)。紫外線量のピーク時期は、3月~9月がピークのため、日差しが入る暖かな窓際が最も被害の出る場所となっています。
「UV-A」に関しては冬でも夏の半分程度降り注いでいます。晴れた日に比べると、曇りの日で約6割、雨の日でも約2割の紫外線が地表に届いています。という事は季節や天候を問わず、年中紫外線対策を心がけることが大切なのです。
では、紫外線を浴びると、建物の中ではどの様な事が起きるでしょうか?
目次
色褪せ、表面の変色、浮き、剥がれなどの劣化。
色褪せ、変色、劣化を早める。
色褪せ、変色。劣化で穴が開くことがある。
色艶が失われる。色褪せ、変色。
※ここからは、有効的な紫外線対策についてお話しします。
① 「一般的な窓ガラス」は紫外線を20%程度しかカットできません。
② 「複層ガラス」は2枚ガラスの間に空気層があるので断熱効果もあり43%の紫外線もカットできます。
③ 現在主流になりつつある「Low-E」ガラス。遮熱タイプ及び断熱タイプの紫外線カット率は70%~90%。
※ デメリット → 高コスト(数十万円)。完全に紫外線をカット出来ない。
① 紫外線をカットするカーテンを取り付ける。
② ロールカーテンを設定する。
③ 窓の外側に「日除けサンシェード」を設置する。
※ デメリット → コストはある程度抑えられるが、カーテンの劣化、室内が暗くなる、外が見えない。
① 紫外線カットフィルムを貼る。
② 遮熱フィルムを貼る。
③ 遮熱断熱フィルムを貼る。
※ デメリット → ホームセンターなどで購入できるが商品の信頼性が無く、自分で貼る事が難しい。
※ メリット → ①~③全てのフィルムに紫外線99%カット及び飛散防止効果がある。その他の機能とすれば、遮熱(暑さを大幅にカットする)、断熱(寒さ対策)プライバシー対策(マジックミラー効果)など、フィルムの種類によってあらゆる効果が期待できる。
今回、ご質問していただい方のご自宅へお伺いした時は、丁度、フローリングの貼り換え工事、畳の入れ替えをなさっていました。「家を建てた時にフィルム施工を依頼すれば余計な出費を防げた😭」と嘆いていました💦
紫外線は皆様が思っている以上に建物や人体に被害をもたらすモノという事がお分かりいただけたでしょうか💦
数年後に訪れる「無駄な出費」を抑える為にも是非、窓ガラスフィルムで対策なさってみてはいかがでしょうか?