本日は長崎県五島市まで出張してきました。
場所は五島市にある鐙瀬(あぶんぜ)ビジターセンターという五島市の施設です。
現在は改装中で来年の3月にリニューアルオープンするそうです。
同業者の方からは「美術館なので室内に太陽光が入ると展示品が日焼けするので何とかしてほしい」
との事でした。窓ガラスが大きい上に日当たり抜群!ここで度々出てくるのが「熱割れ問題」
価格的にも機能的にもサンゲツ社製の「パーフェクトブラック」が理想でしたが、
残念ながら熱割れ計算によりアウトでした。
お客様に何とかご納得していただき、3Ⅿ社の「スモーク5」を選定しました。
しかし更に問題が。。。ガラスのサイズが大きすぎて「突合せ貼り」という施工方法に。
簡単に説明すると、「突合せ貼り」とは2枚のフィルムを1枚のガラスに左右に分けて貼るという感じです。
「な~んだ。簡単な事じゃない?」と思いますよね?
水抜きの為にフィルムを合わせる部分(真ん中)に隙間を開けなくてはならないのです。
そう!太陽光を入れたくないという事は暗くしたいという事ですよね?隙間が敵になるということです。
色付きフィルムと相性が悪い施工方法なんです💦
今回に限っては同業者の方と協力しあって、隙間を0.5㎜にして何とか無事終わりました。
たった2枚なのに3時間も掛かってしまい、他の業者の方にもご迷惑おかけしました。
窓ガラスフィルムは綺麗に貼れれば良いという問題では無く、そのフィルムの機能性を最大限に発揮させなくては意味がありません。極端な例で言うと、「暑さ対策をしたいのに飛散防止フィルムを綺麗に貼るより、遮熱フィルムを大体でいいから貼ったほうが意味がある!」極端過ぎましたね(笑)
今回は大分県~長崎県までの350㎞という長旅でしたが、まずは大分県内に窓ガラスフィルムのすばらしさを理解していただく!が当面の目標です!
もちろん!「HARU工房 いちまる」は県内だけでなく、お客様のご要望があればどこにでもお伺いします(笑)
これからに季節は「遮熱断熱フィルム」の季節です!是非お問い合わせ下さい!